無効確認の訴えのイメージ

Nori様から、ご質問を頂きました。

T講師こんにちは(^^)

質問というかなのですが、
行政事件訴訟法での「無効確認の訴え」のイメージがいまいちわかりません。
無効を確認?
そして、執行停止も準用する...
調べたら前の質問コーナーに似たものもあったので読ませていただきましたが、、、
よろしくお願いします(..)

Nori様、いつも有り難うございます。

この度は、遅れまして誠に申し訳ございませんでした。
頂いたご質問に気付かず・・・お許しくださいませ!

さて、早速ですが、イメージ的には、こんな感じです。

行政処分が行われて、

ちょっとオカシいときは、「取消せー!」って話になります。
めちゃめちゃオカシいときは、無効だー!」って話になります。

この2つは、「重大かつ明白」という基準で分かれるんでしたね。

分かりやすいイメージで言うと、

本当は、T講師の所得税は8万円なのに、

「10万円払え」という課税処分は、「取消せー!」って話になります。
「10円払え」という課税処分は、無効だー!」って話になります。

そして、

「10万円払え」という課税処分は、ちょっと間違えています(違法です)が、「公定力」が働きますので、「有効」なんです。

つまり、T講師は、本当に10万円を支払う義務が発生しているんです。この、違法ではあるが「有効」な課税処分を取り消して無効にしてもらうのが、「取消しの訴え」です。

それに対して、

「10円払え」という課税処分は、めちゃめちゃ間違えています(「重大かつ明白」な違法です)から、「公定力」は働かずに、「無効」なんです。本来的に何の義務も発生しないんですね。

でも、事実の問題として、行政がゴリゴリやってきそうなので、白黒ハッキリつけるために、無効なものを無効であるとハッキリと裁判所に確認してもらうのが、無効確認の訴え」です。

イメージが付きましたでしょうか。

そして、「取消しの訴え」の場合も、無効確認の訴え」の場合も、訴訟をやってる最中に、行政がT講師の財産を差押えしてしまわないように、「この件、一旦ストップ!」ということで、「執行停止」を申し立てることができます。

それでは、またお待ちしております。